Personal memory 1

幽体離脱を学ぶ

それまでワークショップというものに参加したことはありませんでした。正直言うと、そういう集まりに偏見を持っていたのです。なにしろ現実的な生活に満足していましたし、そんな訳のわからないおかしな人達!と思っていたからです(笑)

でも、その反面、この前の自分の体験の意味を知りたくて知りたくて仕方ありませんでした。単なる好奇心ももちろん強くありました。でも、それ以上に、今まで経験したことがない出来事の意味を、どうしても知る必要があると感じていました。

講師であるゲリー・ボーネル氏はアカシックレコードの読み手で有名な方です。仏像とのことからも前世も気になっていたわたしは「幽体離脱を体験するワーク」以外に「アカシックレコードを読むワーク」と、ついでに個人セッションも受けることになりました!

個人セッションは現在でも、なかなか予約が取れない人気なのです。キャンセル待ちは必須のはずでしたが、その時はすんなりと(実は翌年も)取ることができました。受ける縁があったのだと今でも思っています。

「幽体離脱を体験するワーク」はあまり望んだものではありませんでした。理屈はなんとなく理解できるし内容も面白かったのですが、自分が体験したものとは全然比較になりません。やっぱり意図的に起こすものではないような気がします(笑)

でも、理論を学び知識を得たことはよかったと思います。スピリチュアルな世界は初心者だったので、もし変に合点がいってしまっても逆にやばかったかも。学んで簡単に誰もができてしまうのも・・・

話は前後しますが、幽体離脱だったのかも?と思うに至ったのはシャーリー・マクレーンの『アウト オン ア リム』をビデオで見ていたからです。内容もよくわからず、なんとなくレンタルしたのがきっかけ。たまたま帯の所に「杉山清隆が推薦」と書いてあったので手にしたという(笑)

ビデオを見てびっくりしました!

女優のシャリーが運命に導かれるようにペルーの地を旅していて、温泉の中でくつろぎながら意識が離れていきます。シルバーコードが身体に繋がっていて浮上していく感じ。意識が拡大して心地よさと共に恍惚感も感じているみたい。

この感じは似ている・・・と思いました。本来であれば心霊体験をしたのだから恐怖以外にありえなかったはずだけど全然違ったのです。もちろん最初のうちは怖かったけど、腹を据えて対話をしようと思った時から妙な高揚感を感じていました。

「何があっても大丈夫」「なんとかなる」「信頼して任せればいい」

そう、みなぎるパワーを感じていたのです。自分が大きくなって拡大していくようなイメージ。だから肉体を離れる、というより意識が肉体を超えて広がっていく感覚に近い。宇宙の彼方で全てとひとつになるような合一の体験。だから高揚感や至福感があって当然なのかも。

そして原作を読んでいくうちに、スピリチュアルという言葉、ニューエイジという考え方を知るのです。そしてゲリーに辿り着いていきます。

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