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小さな一歩から             2006. 6.13 TUE

今日は公用で新宿に行きました。マンションの構造計算書を一級建築士の方々にチェックしてもらう為にでかけたのです。今期は監査役なる立場なので好奇心もあった為、時間をやりくりして初めての体験にワクワクドキドキでした(笑)

構造計算書・・・例の耐震強度の事件から多くのマンションの管理組合は行動しています。なかなかタイミングが合わず先延ばしにしていましたが今回は無理して合わせることで、やっと面談が叶いました。

全然予備知識もないまま行って大丈夫だろうか?と心配しつつも、いざ直面すれば意外と何とか首尾よく終えることができ安心しました。思いがけずいい感じで必要な情報を引き出すことができたと思います。

さすがにプロはすごいというか、変に専門用語で煙に巻くということもなく、ちゃんとわかり易く率直に意見を言ってくださり感服した次第です。素人相手でも馬鹿にしないで説明してくれて本当に嬉しかったです。まあ、たぶん数をこなして慣れていたのかもしれないけどね(笑)

とりあえずOKが確認できて一安心です。でも、本当はかなりいいはずが残念な結果だと告げられたのです。理由がわからないポイントがあり、何でこういう設計にしたんだろう?と首をひねっていました。

150点つけられたはずなのに130点になってしまったとか・・・

間違いなのか?何か意図があってなのか?と少し気になってしまった。外で待機していた管理会社の人には報告したけど彼もわからないらしいです。まあ、130%大丈夫という評価だから文句はないんだけどね。でも・・・少し気になってしまう(笑)

良過ぎても、それを完璧に活かしきらないとマイナス評価になるのかもしれません。そう思うと知らない方が幸せだったのかなとも思います。

余計なことを聞いてしまったので逆になんで活かしきらなかったんだろう?と変に考えてしまいます。まあ、でも、気にしても仕方がないので問題はないんだけどね。

外側に起きる現象は自分の内側にも関係があるメッセージ・・・と考えてみると少しわかることがあります。

自分が優秀であると知っているからこそ、それを活かしきれないことが心残りだったのかなという感じです。ちょっといい気になっているけどね(笑)

でも、誰だって全然関係ないものに憧れたり嫉妬したりはしないと思うのです。コンプレックスは、自分にもできると知っていて、それをやらない自分にジレンマを感じるからこそ苛立つのです。

だから、悔しかったり悲しかったり未練がある気持ちがあれば、それはおめでとう!なのかもしれません。

だから今、勉強をしたくなったのかなと思う。まだまだ諦めきれない自分に気づけて本当に嬉しく思います(笑) この気持ちがあれば夢が、まだあるということだからね。

まだまだ捨てきれない思いや可能性があるということです。

決意して一週間、今日からテキストを開始しました。この一週間色々と情報収集をして、まずは中学生の英語から始めます。

こんなレベルから初めて大丈夫かな〜とも思うけど、なにしろ20年以上のブランクがあるので基礎の基礎から始める必要があります。しばらくは楽勝だと思うけど徐々に難しくなるだろうから油断しないで頑張ります。

それにしても多くの方々から励ましのメールをいただいて正直照れています(笑)

有言実行するつもりで無茶だとは思ったけど言ってみてよかったです。言ったからには行動しなくてはいけなくなるので自分にプレッシャーをかけるためにもいいと思う。

以前開催していたソースワークショップでも「小さな一歩」を発表する重要性に気づいていました。実現するのに時間がかかるような大きな目標ではなく小さな一歩を踏み出す方が大切なのです。必ず一週間以内に実現できそうなことを自分で宣言します。

簡単な行動であれば、できなかったと言い訳することはできません。だから、とりあえず実現することになります。そして、それがきっかけになって次の一歩も踏み出せるのです。

加速がつくというところまでいかなくても大丈夫。「やれた」という事実が自信を生みます。

今日は調子に乗って世界史と倫理のテキストも買ってきました。世界史や倫理は比較的興味がある分野なので今から始める必要もないのだけど、まあ、息抜きというか読書代わりに読もうかなという感じです。

まだまだ全然受験対策というレベルではないので気長にね。

今現在愛読している本は「エセンシャル・ユング」というユングについてのものです。結構難しい本だけど興味のある分野の本は読めてしまうので、やはり併用して自分が面白いと思うものも一緒に取り入れた方が頭に入るのかなと思います。

世界史の最初の方を読んでいますが、文明の誕生や変遷についての部分は大人になってからの様々な経験を通して、より興味深く感じています。今の仕事や研究のテーマとも関連してくるので過去世を、より理解する機会になりそうな予感もします。

前々から映画やメディアを通して自分が惹かれたもの、興味があって読んだ本や集めた情報や知識が、この機会に色々繋がってきそうです。

やはり大人になってから勉強することはメリットが大きいような気がします。読書や旅行好きなら尚の事、ものすごく楽しめるかもしれない。

それにしても学習参考書の種類の多さにびっくりです(笑)

どれがいいのか好みが分かれますね。いくらお奨めと言われてもピンと来ないものでは意味がありません。かと言って趣味で選んでも・・・ね。

さすがに年齢のギャップを感じつつ直感を信じてやってみるしかないみたい。それに、今の段階では、どれでも同じような気も・・・(笑)

まあ、これからが大変だと思います。たぶん、やる気が出なくなったりモチベーションが下がる時もあるはずなので、それをどう乗り切っていくのかが鍵かな。

でも今の段階で心配していても仕方がないので、とりあえず今やれることをしようと思います。

・・・でも、こうやって日記を書いたり片づけをしたりと早くも逃避傾向はあるんだけどね(笑)

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