Diary
白と黒と灰色 2006. 5.16 TUE
色々な瞑想法があるけど、わたしが一番好きなのはボトル磨きです(笑)
ボトル磨きが瞑想?と言われそうだけどホントです。ただひたすら一つのことに集中し内側で起こる感覚や言葉を受け取っているので瞑想になります。
昔からの華道や茶道も瞑想と言えるのではないかと思う。骨董品を磨くとか刀の手入れをするとかも同じ。自分にとって大切なものを大切に扱う気持ちが浄化に繋がるのかなと思います。精神を集中している瞬間は神の領域に近いみたい。
・・・ちょっと大げさに聞こえるけどね(笑)
でも、このボトル磨き、そんなにいつもはできません。普段からセラピスベイをスプレーした紙でお手入れはしていますが、全部のボトルを一気に全部磨くのは特別なのです。
時間にすれば1時間半位だけど体感時間はかなり長く、終わると疲れて必ず横になります。だから余裕のある時しかトライできません。
でも、復活した時は、生まれ変わったみたいにスッキリ。たぶん浄化と変容のプロセスが起きているのかなと思う。だから近頃は特別な儀式のように受け止めています。
毎回磨きながら色々な思いが浮かんできます。今回のテーマは光と闇、浄化についてでした。
ボトルが並べてある棚の上に空気清浄機(マイナスイオン発生器)を置いているのだけど、いつにも増して周辺が黒くなっていたのです。一番空気が綺麗でいたい場所が一番汚れている・・・?
これは配置ミス?と思いました。
実際、周辺の埃を吸収するせいか電極の辺りはすすけて真っ黒です。そのすすが時々舞い散ることが汚れの原因、ということが理解できました。それにしても、この機械を設置する前は、この埃たちはどこに行っていたんだろう?と少し不思議です(笑)
そして、コレはいい機会だと思ったのです。
なぜ医者は白衣を着るのか?ということにも繋がります。まあ、医者の場合は白魔術との関係もあると思うけど、一番汚れが目立つように白を着る職業って結構多いと思います。
それは、早く変化に気がつく為に、常に清潔を保てる為にだと思う。綺麗であればあるほど少しの汚れでも気になります。だからごまかさない為にあえて白なのです。
・・・と言うことは、このままの位置でOKということです。もっとこまめにケアすればいいのです。確かに汚れが目立たなければ先延ばしにしてしまいます。だから、あえてなのですね。
セラピーにしても同じ。大抵はネガティブな問題を解決したいと思って受けるけど、結果的には何かいいものを手に入れます(笑)
ある意味、それまで問題だと思っていたものに感謝することになります。だから、やはり、チャレンジ&ギフト。
本当に嫌だとか何とかしたいと思わない限り受けることはないので、その瞬間は結構辛いです。特に初めての場合は勇気も必要です。
未知なる体験を受け入れることができるかどうか迷うと思う。でも、だからこそ、余計嬉しさを実感できるのかもしれない。
物事をクリアーにしたり変化を起こす時は、今まで馴染んできた部分にサヨナラを言わなければいけないので時には迷います。例え、それが好ましくないパターンだったとしても・・・ね。
集中するから汚れる(ネガティブに気づく)のだと思う。でも、汚れないと綺麗にしようとは思わない。そのままでいいと思う。
光が強ければ強い程、闇も強くなる。逆に闇が深ければ深いほど、より強い光が必要になります。自分にはどんな光と闇の物語があるのだろう?
今の自分・・・もしかしたら結構グレーかも(笑)
でも、逆にどっちにもなりうる可能性があるとも言える。闇は闇で優しいから時には包まれていたい。恐れなければ闇は怖いものではない。人は毎晩、闇の中で過ごすのだから。
闇(ネガティブ)は悪いものでも恐れるものでもなく、実は無限の可能性が隠れている知恵の宝庫だということに気づきます。
それにしても黒は黒で埃は目立つ。一見反対のように見えて実は同じ? でも考えてみれば埃の色がグレーなのも何か意味があるのかも?(笑)