Process

インナーチャイルドセラピーのプロセス

1〜5 までは前世療法とほとんど同じなので割愛します。

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6. 過去の場面(最初の一歩)

子供時代の場面になるので過去世よりも簡単に行きそうですが逆に困難な場合もあります。それは、自分の記憶とごっちゃになり判断する気持ちが浮かんでくるからです。こんな服持っていたかな?とか、この頃の家はこんな風だったかな?とか色々判断材料がありますからね。

でも、多少は記憶違いもありますし、過去の状況を確認することが目的ではないので、判断者は脇にどけて、子供の自分に集中してください。子供の目線と今の目線は違うので記憶と違ってあたり前だと軽く考えましょう。参照「効果的に受ける為には」

7. 重要な場面

子供の頃の重要な場面はわりと簡単にみつかります。大抵は楽しそうにのびのびしている場面に最初は行くので、「○○の原因となった場面まで行ってみましょう」とか、「その状態が続かなくなったきっかけの場面まで進みましょう」と言うと行けます。やはり子供は素直です(笑)

8. 感情を解放する

ほとんどの場合は、親との関係の中で起こります。子供にとって親は世界の中心であり、ささやかな出来事でも左右され傷つきます。親にとってはなんでもないことでも、大きくダメージを受け心を閉ざし、自分の感情に蓋をしてしまうのです。

「その時言いたかった気持ちを言ってみましょう」と励ましますが、なかなか言えなかったりします。それは、言うと相手に嫌われるのではないかという怖れであったり、また、言っても、どうせ無駄だとか、わかってくれないと思うからためらうのです。

そんなに簡単に言える気持ちであれば、その時にも言えたはずです。言えないから、伝えられないから悩み、心の深い部分に閉じ込めてしまったのです。

しかし、やがて、思い切って言ってみようとします。ネガティヴな思いでもいいから、聞いてくれなくてもいいから伝える。子供なんだから、ちゃんと言葉で伝えられないのはあたり前です。だから、そんな時は全身で相手にぶつかっていけばいいのです。その方が伝わることも多いです。

ほとんどの場合は、自分のイメージの中で行います。しかし、押さえ切れないくらい感情が溢れる時は声に出して言いたくなるみたいです。もちろん、どちらでもいいです。思いっきり声に出す方がスッキリすると思えば出しましょう。

9. 大人の視点に立つ

子供がスッキリしたら、今度は大人の自分に戻ります。そして、目の前の親子のやり取りを見てどう思うかを聞きます。客観的に見ることができる自分がいます。そして、両者に対する思いが浮かんできます。

10. その時の親と話す

親子の年齢差は永遠に埋まることはありませんがイメージの世界なら可能です。今の自分と、その当時の若かった親との会話です。その時の子供が相手では説明できなかったことも、大人のあなたになら本音を話してくれるのです。

すると親の真実が見えてきます。大人のあなたになら理解してあげることもできるでしょう。もちろん、全ては、このちいさな子の為にやってあげることです。子供は、どんな親であれ愛しています。決して親を責めたり裁いたりすることを望んでいるのではありません。

だから、本当に理解して許してあげる必要があります。その為には、まず、相手の言い分を聞き、そして、友人としてアドバイスをします。それは、親自らが問題を取り除けるよう励まし応援することです。すると、きっと頷いてくれると思います。

11. ちいさな子と話す

ちいさな子は横で二人のやり取りを心配そうに見ています。なにしろ自分の言えなかった気持ちや感情を全部出した結果がどうなるか気になるからです。親は怒っていないだろうか?自分は間違っていなかっただろうか?ってね。

そして、大丈夫だったと知ると安心して自由な子供になっていきます。もちろん、そうは言っても、まだまだ物足りない思いも感じています。理解は出来ても、もっとこうしたいって欲求は持っています。それを、大人の自分がやってあげられるかどうか?ということですね(笑)

だけど無理して子供の欲求に従えばいいかと言うと違います。あなたが「本当にしたいと思わない限り」やっても意味はありません。その逆に、大人のあなたがちいさな子の為に何かしてあげたいと思うかもしれません。

でも、それも「その子が望まない限り」してあげてはいけません。だって知らない大人に抱きしめてもらいたいとは思いませんよね?(笑)

だから、最初は二人で横に座ってお話しするとか自己紹介をするところから始めましょう。少し時間をとって二人だけで自由に過ごしてもらいます。仲良くなれると思いますよ。

12. 統合する

自分の気持ちを全部表現することができて、自分を理解してくれる大人(あなた)を得たチャイルドは本当にキラキラしてきます。そして、その完全に満足した状態の、そのちいさな子を抱きしめながら、そのエネルギーと一つになります。

そして戻ってきます。愛のエネルギーが甦り本当に輝いてきます♪

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