Diary
チャクラについて学ぶ 2005.12. 6 TUE
実は学ぶということは本質から離れてしまうのかも？と思った。何かを知るということは、何かを知らなかったということを知るということでもある。ちょっとややこしいけどね（笑）
知っているつもりで知らなかったことはいっぱいある。今回のワークショップにしても同じ。過去２回のワドゥダのセミナーでチャクラについてある程度はわかっているつもりでいた。
特にハートから下のチャクラについては、もう充分かなと思っていて、だからこそ今回のワドゥドはハートから上のチャクラについて学べるだろうと期待していました。
でも全然違った。やはりメインになるのはハートから下のチャクラについてだったのです。正直こんなはずでは・・・と思った。
明日こそは、と思いながら過去２回のセミナーの復習みたいなワークが続く。「あれも、やった」「これも知っている」「はいはい」って感じでした（笑）
どこかで目新しいものを望んでいたのだと思う。
それは初日の瞑想の後のシェアーを思い出すとわかる。様々な音から浮かんでくるイメージの中でチャクラの中心にある空（くう）を感じる瞑想でした。各チャクラが反応するような音楽が流れ、わたしは次々浮かんでくるヴィヴィットなヴィジョンに魅せられていました。
久しぶりに大勢の人達と一緒に体験する瞑想です。自分一人でするときと違って共振のエネルギーと共に相乗効果でとてもパワフルな瞑想になります。グループで体験する素晴らしさです。
ここ数年の瞑想中によく浮かんでくるイメージは回転する色と光がとても多く、ものすごく美しいヴィジョンなのです。次々と展開する美しい世界の渦の中、とても空を体験する気になれませんでした。
頭ではわかっていても手放したくないのです。ずっとこの世界で遊んでいたいと思いましたが、でも、次の段階に進まなければいけないこともわかっていました。でも、どうやっていいかわからず、目先の喜びにとらわれていたのです。
楽しい時間は過ぎ、自分なりには満足したけど、やはり間違っているのではないか？と心配になりました。ヴィジョンを受け取るだけの瞑想は自分一人でも何度も体験しているのです。なので思い切って質問してみました。
すると、そのヴィジョンをただ受け入れることをすればいいと言われ、「空を体験してみたい？」と聞かれ、迷わずお願いしました。ワドゥドが誘導しアルビナがハートの位置に手を置いてサポートしてくれました。
すぐに旋回するヴィジョンが浮かんできました。そして抵抗するでもなく溺れるでもなく、ただただ眺めることをしていました。すると段々と色あせていく感じになり、動きもスローモーションになっていきます。
真っ白な世界のフィルターを通して見るような感覚になり静けさが広がっていきました。
「今、何を感じている？」
なんだか、どうでもいい感じ。投げやりな感じではなく、ただ、それでいいという感じ。なんだろう？でも、静けさと共に嬉しい感じがする。泣けてくる。悲しいのではなく嬉しい・・・
その時、周りの人達も同じような感覚を受け取ったみたいでした。わたしが感じているものがわかると言ってくれた。部屋全体の空気が変わったような気がした。
なんとなくだけど「空ってこんな感じ？」が感じられたような気がしました。チャクラの中心にいるということがどういう感覚なのか体験できたのだと思う。
言葉では上手くいえないけどね。そして思ったのは、今までのわたしはヴィジョンを見たり何かを感じたりすることを求めすぎていたことに気がつきました。
セミナーにしても瞑想にしても激しい感情を感じたりイメージを受け取る方がいいように思う。他の人もうらやましがるしね（笑）
受けるからには貪欲に気づきが起きたりする方が面白いし意味があるような気がしていた。感情が激しければ激しいほどいいとか浄化が起きたりヒーリングが起きていると実感できるから楽しいと感じていた。
でも、何か違うのかも？と少しだけ思い始めていた。その時はそれだけでした。詳しく書くと長くなるので簡単にまとめると本質ってものに気づくきっかけになったのかもしれない。
２日目の体験で不思議なことに気づかされた。３番目のチャクラはパワーと怠情のテーマ。パワフルにがんばりすぎる反面、マイナスに作用すると疲れ果てて何もする気が起きなくなる。
ここのバランスの悪さは以前からわかっていました。それぞれのエネルギーと対話してみた。すると怠情くん（リラックスとも呼ぶ）の言い分は強烈だった。
ものすごく怒っていた。わたしのことを信じてくれてなかった。いつもいいように利用されてごまかしの連続と思っていた。
悲しくて涙が出てきた。確かにその通りなのです。そして、その後のチャクラのエネルギーを感じるワークの時にはっきりしました。
呼吸が不規則で、時々息をしていないかも？？？でした！
もちろん息はしているのだけどみぞおちまで入ってきていない感じ。意識して吸い込めば入るけど普段の呼吸では続けて２回吸って吐くとか、こっそり吐いて吸うとか変なのです。パートナーと一緒に体験したので相手も驚いていました。
めちゃめちゃバランス悪いのかも・・・と落ち込み、誰にも笑い飛ばして話せる気分にもなれず終了時間になった瞬間に逃げ出すように部屋を出ました。
ものすごい孤独感で超ひきこもりたい状態でいました。ぐるぐる色々なことを考えていました。そして。。。階段から足を踏み外し転倒したのです。
その瞬間正気に戻りました（笑）
見知らぬご婦人が優しく声をかけてくださり涙が出そうになりました。しばらく動けませんでしたが、やがて足を引きずるようにして家に帰りました。
これはどういうことなんだろう？とずっと考えていました。左足を捻挫したみたいで翌朝は行くべきか休むべきか悩みました。その姿はまるで「無理して活動しようとしている昨日の３番目のチャクラ」を再現しているみたいだったのです。
これは休めという合図なのか？と思いました。
でも、その反面、ここで休んでしまっては同じことのくり返しのような気がしたのです。今こそバランスを取る実習をするときのような気がしました。決して怠情くんは、わたしの足をひっぱりたいのではないのだと思ったのです。
ただ、ちゃんと気づいてあげること、協力してもらうことだと感じたのです。だから、ちゃんと努力するから、その為にも今日行くことで何かがわかると思うから、とお願いしました。すると、なんとか耐えられるくらいの痛みに変わったのです。
最終日は、そのつもりで臨んだ通りの結果を得ることができました。たまたまなのか、それぞれのチャクラの言い分を統合するというワークだったのです（笑）
それは、やはりハートの領域で行うことでした。奇しくも、わたしのハートは正にセラピスト状態で答えをくれました。
もちろん、だからと言って簡単に納得できた訳ではありません。「でも〜」「だって〜」とブーイングの嵐でもありました（笑） 頭では理解できるけどわからないという状態です。
そして、やはり、それを統合するのは瞑想になるのかもしれないのです。喉から上のチャクラはイエローを含まない色です。イエローは知ることや学ぶことと関係があります。つまり考えたり感じたりするより、それを超えて行く感覚なのだと思う。
初日の瞑想で受け取った感覚。それは理解を超えていました。瞑想は学ぶこともできるけど実践しないことには話になりません。理屈ではなく静けさを感じることなのかな。空の状態で見ればたいしたことはないと思う。そういう感覚。全てがありで全てがなしの世界。
そのことに気づけたからなのかどうなのかわからないけど、すべての日程が終わり眠りに就こうと電気を消し目を閉じました。
すると無数の光がやってくるような感覚があり何が起きているのか目を開けて確かめたい誘惑にかられました。でも、じっとして味わっているように、という感覚もありそのままでいました。目を開けたら消えちゃう気がしたのです。
そして、なんと翌日には足の痛みが消えているのです！
通常で考えれば絶対あり得ないです。むしろ以前よりも軽く歩けるようになっているのです。そんなバカな〜という気持ちもあるけれど「どうであれ歩けた方がいいでしょ？」と言われたような気がしました。確かに理由はわからなくてもいいのです。
それにスピリチュアルの法則で考えれば、痛みは合図だから用がなくなれば（理解して受け取れば）消えるはずなのです。でも、いざ自分で体験するとびっくりするけどね（笑）
もう一つの気づきはマヤのカレンダーなのです。カレンダーについて学びたいとか知りたいとかずっと思っていて、でも、実際にそれに沿って生活はまだしていません。理解してからやろうと思っていたことに気がついたのです。
それは友人の一人が一生懸命オーガナイザーにマヤのセミナーの開催を頼んでいた場面です。それまでは、わたしも同じ気持ちだったのに急に違う感覚がやってきました。
他の人の行動を見て改めて気づいたのです。だから、その友人に感謝の気持ちです。「知らなくても使えばいいじゃん？持っているのに使わないのはなぜ？」ってね。とても静かな感覚でした。
この２つのことがあって繋がったのです。知るを超えていくこと。これが「理解を超えた平和」の意味なんだなってわかりました。でも、この上がっていく感覚を下ろして言葉にしてまとめていくことが本当にしたいことなんだろうなって思います（笑）
だって自分がわかっただけでいいのであれば何の問題もないけど、それを伝えていくことがチャレンジなのかなと感じるからです。
まあ、今の段階では意味不明だったりするけど、そのうち自分の言葉でまとめていこうと思う。来年辺りからHPもリニューアルしてチャクラについても書いていきます。
チャクラは？と思っていても色との関係もあるのでオーラソーマを理解する上でも、感情や自分を知るためにも重要なツールになります。宗教色のない生きたチャクラと人との関係について書いていきますのでお楽しみに♪
