Diary
占い？の本を読む 2005. 5.21 SAT
新しいモノ好きなので本屋で見かけてゲットしてしまった。『姓名の暗号』樹門幸幸・著今ベストセラーらしい。「あなたの過去、現在、未来のすべてがわかる」がキャッチコピーです。従来の姓名判断とどう違うのかな？と思い読んでみた。
この手の占いというか統計学の中には、なかなか侮れないデーターが含まれていたりするけど、さすがに展開と持って行き方はさすがでした。
今話題の人物を例にとって分析と解説がされていて興味深い。西武の堤一族の歴史や因縁も上手く説明されていて、もっと知りたいと思う勢いがありました。
しかし占い本なので自分のことが一番気になります。そう思って当てはめてみると・・・やはり当たっていました！
別名・先駆者型と呼ばれる「隔離型」です。世間を見返したいという怨念が受け継がれていて権威に刃向う唯我独尊の精神らしい（笑）
特殊な上昇志向を持ち、創造力にも富む。反面いいカッコしいのやせ我慢タイプでもあり「子供と大人が同居した人」と世間からは評価される。キムタクや青木さやかと同じなのも微妙（笑）
そして、もっと細かな分析を謳いながら、枚数の関係で中断・・・って、ねえ。芸能人の分析ばっかりに紙面を割いていて一番重要な占いの要素があまりないのが不満でもありました。たぶん、続編がすぐ出るのかも。気になって買うことになる作戦にはまりそう（笑）
姓名判断も好きで色々調べたけど、このバージョンもまた面白いのでおすすめです。あ、でも自分の占いがしたいのであれば続編が出てからの方がいいです。現段階では消化不良は確実（笑）
そして、ついでに『バースデイ・セイント』鹿島茂・編を取り出してみた。先週この本の話をする機会があり思い出したように再読です。これは占い本ではないけれど、海外のカトリック圏の習慣で誕生日にそれぞれ守護聖人がいるという情報です。
クリスチャンネームを決めるとき自分の生まれた誕生日の聖人の名前をつけたり、お店や職業に特定の聖人がいて守ってもらっていたり、カレンダーに聖人名が記されていたり身近に親しんでいるそうです。日本で言うと干支とかになるのかな？ ちょっと違うか（笑）
聖人の日は、主に殉教した日となっています。死を通過したことで天界での新たな生を祝うというもの。だから、その日に生まれた魂を守ってくれると考えられています。 わたしの誕生日である6月29日は、けっこうすごい人達です（笑）
聖ペトロと聖パウロというキリスト教を作り上げた使徒達です。彼らが揃って同じ日に亡くなったというのも、皇帝ネロによるもの。そしてパウロの処刑された跡にサンピエトロ大聖堂が建てられたのです。
生前キリストから教会を建てるように言われ天国への扉の鍵を与えられた。パウロの祝日は改心記念日として別の日（1月25日）もあるそうです。
このことを初めて知った時は少し放心状態になりました（笑）
自分が何でこんなにイタリアに惹かれるのか、教会が好きなのかわかったからです。と、いっても教会そのものの教義には正直ピンとは来ない。日本人に生まれたからかもしれないけど、教会の雰囲気や美術、音楽に惹かれている感覚です。
サンピエトロ寺院に初めて行った時、その日はグループで市内観光の一環でさらっと立ち寄っただけでしたが、翌日も、どうしても行きたくなり自由行動の時、迷わず向かいました。言葉もわからないまま一人でうろうろ、辿り着いた場所は謎の入り口です。
よくわからないまま入場料金を払い、細い階段を登り、気がついたら塔のてっぺんに立っていました。夕日とともにローマを見渡しながら見知らぬ外国人の仲間達と歓声を上げていました。
たぶん、ここに来たかったんだろうな〜と思いました。なんだか懐かしいような暖かい気持ちが広がっていました。
数年後に訪れた時は、バチカン市国の外周をなぜか一周するはめになりました。普通の観光客はしない行動をとっていたことも不思議だし、貴重な時間を使ったけど後悔はなく、むしろ面白がっている自分に驚いた経験があります。
ジュネーブではブラブラお散歩をしながら墓地に迷い込み、あまりの美しさに感動し、次のパリに行ったときも、せっかくのパリに行きながら墓地を探して歩き回るという有様でびっくりです（笑）
もちろん、ルーブルやオルセーなどの美術館は見逃しませんでしたけどね。ヨーロッパの墓地や教会の美しさに心を奪われたのは事実です。
カミーノの時も、何気なく入り込んだ教会で一般の方のお葬式に参加することになったり普通では考えられない経験をしているしね。なんだか不思議な縁を感じます。
しかし、あえて日本では教会に通っていません。なんでだろう？と思うけど逆に目が肥えてしまっているからダメなのかもしれません。所詮日本だから・・・と思っていそう。
でも、ネットで探していたら誕生日の聖人カレンダーが載っている教会のサイトを見つけました！ http://www.pauline.or.jp/index.html こちらで簡単にわかります。（右上のサイトマップ＞カレンダリオ＞聖人カレンダー）
上のサイトを見ていたら近所に教会があることがわかったので近いうちに一度訪ねてみようと思います。食わず嫌いだったけど思わぬ発見があるかも（笑）
