Diary
哲学する? 2015.9.15 TUE
心理学や精神世界を学んでいくと、様々なものに興味がわいてきたり、もっと色々知りたくなる。心の不思議を読み解いてみたくなる。
その流れの一つが哲学という分野になる人もいる。そもそも心理学のルーツは哲学だと言われているので当然と言えば当然。もちろん、私もその一人。
でも、正直プラトンやソクラテス、アリストテレスから始まって、カントやヘーゲル、ヴィトゲンシュタインetc....
名前を覚えるだけでも大変で、それぞれの考えとなると、もう、何が何だか…と哲学の迷宮にはまり込んでやがて脱出。結局まともに理解できる前に中途半端な撤退。
でも、興味はあるので、しばらくするとくり返す…という状態を何年、いや、20年以上は行っています^^
そろそろ理解できてもいい頃なのにと思うけど、本格的な本はなかなか読めないので受け売りの域を出ておらず、やはり自信のなさは相変わらずです。
それでも、最近読んだ本は秀逸でした。
『あなたを変える七日間の哲学教室』 ゲルハルト・エルンスト/著 岡本朋子/訳 早川書房
とてもわかりやすく書かれていて読み易かったです。
哲学をするということは、どう生きるのがいいか、とか、どう考えたらいいか、の考える力を身につけることだと知り、なるほどと思いました。
だから時折、学びたくなるのだと気がついたのです。自分の考える力を鍛えるために必要な時に近づき、やがて、とりあえずの時点で満足して離れていたのだと。
精神世界の方も同じで、妙に惹かれて近づいて行っても、ある程度まで行くと距離ができたり、それ以上は進めなくなってもいいのだと思います。
すべて偶然はなく、必要なものはちゃんと受け取りなるようになる。縁があれば、また時は来る。
今の自分の直感に従ってやりたいことをやる、でいいのです。どっちにしても無理やりコントロールしても上手くはいかない。
流れを受け入れる、でも、しなくてはいけないことはする。
何が正しいことなのか気づいているのであればやる必要があるということです。
私も、たぶん、ずっと気がついています。
でも、面倒で先延ばしにしていることがあるのも事実^^
本当に面倒なのだろうか?気がついているのにやらないのは魂が鈍ってしまわないだろうか???
答えはわかっています。
正しいことを行う勇気・・・
「やる」と答えるのは簡単です。でも、言うだけで実行しないのはいただけません。
一週間以内に、いや、目が醒めたら
もう、たぶん、これ以上の先延ばしは許可されてないよね?
Yes,of course.