Diary
自分にできること 2015.8.19 WED
『他人と過去は変えられない』とはよく言ったもので、わかっていてもなかなか受け入れられないのも事実。特に自分にとって大事な人のことであればなおさら・・・
もっと健康に気遣って欲しいとか、長生きしてほしいとか、不摂生(に見えること)を止めて欲しいとか家族に対して思うもの。
でも、多くの場合は簡単には受け入れてもらえずモヤモヤした思いを抱える人もいると思う。時にはそれが原因でケンカになってしまうこともあります。
良かれと思って・・・があだとなる残念な出来事です。このことについて少し考えてみようと思う。
たぶん、一緒に暮らしていれば少しづつ改善を仕掛けることもできるし、主婦であれば食事を管理することは難しくありません。毎日繰り返すことで自然とその通りにすることができます。
また、顔を合わす機会が多ければ何度も会話したり、自分のこととして話すことで、ある意味洗脳(^^)することができる可能性も上がります。
でも、離れて暮らしている家族はどうか、というと、年に数回会うか会わないかという関係では、どうしても難しくなります。本当に良いと思ってもらう時間も根拠も足りないからです。
では、どうするか?
自分なりにやってみて、ダメならあきらめる・・・しかないのかな〜と残念ながら思っています。
毎日電話やメールで状況を確認するわけにもいかないし、それぞれ生活のペースがあるからです。自分で正しいと思って行っていることを強制されるのは誰でも嫌なはずです。
あきらめるのか…と思うと歯がゆい気もしますが、その人の人生を尊重するのもありかなと思うのです。
もしかしたら、ある時、伝えたことが本人に響く体験が起きてやってくれるかもしれない、と信じる位かなと。
人は本来、自分が信じたことしか行いません。目の前に答えがあったとしても見えないのです。目に映るものをそのまま受け取るのではなく見たいものだけ見ます。
だから、別の方法で必要な情報を得て行動するに違いない、きっと大丈夫と信じた方がいいのです。
我々は他人の行動をコントロールすることはできません。できるとすれば、自分が良い変化を起こし幸せそうに振る舞っていれば周囲の人が真似をしてくれる可能性はあるので、そういう意味で及ぼす影響位だと思うのです。
たとえ家族が破壊的な生活習慣をとっていたとしても、その結果を本人がツケを払ってよくなかったと気づくまで止めることはない…となると、ちょっと周囲は心配ですよね^^
でも、小さな子供ならともかく、大人は簡単に思い通りにはなりません。
そして、嫌な思いをして心配しているのも、口出しして嫌われて損するのも自分だけ。ホント割に合いません^^
なので、やはり諦めて自分の生活に戻った方がいいのです。自分にできることは自分の周囲をよくすることのみです。
そして、もっとシンプルに考えると自分の気持ちを変えるだけです。
文句や注文ばかりつける人の言葉を誰も聞きたくないので届きません。自分が楽しんで生きることで自然と周囲を巻き込むことができるのです。
『他人は自分を映す鏡』とも言うので、他者に対してイライラするというのは、自分の内側に何かがあるということだと気づくこと。
久しぶりに帰省して家族に会ったので色々なことを考えました。そして、自分なりに出た答えです。