Diary

パワーゲーム・続編            2004. 4. 9 FRI

かれこれ一週間近くたつ。結果はどうなったの?と言われ慌てて続編にとりかかる。すぐに書けなかったのは相手のいる話だったし解決したのでそのままにしてしまった。けっこういい加減な自分に気付く(笑)

祈るような気持ちで相手の出方を待った。すると手のひらを返したみたいに対応が変わって驚いた。すごく好意的になってくれたのです! まるで奇跡のような逆転劇でした。

すごく些細な言葉の行き違いが原因でした。ある会社から協力依頼のメールを受け取った。すごく友好的な感じだったので喜んでお受けした。後日確認のメールがきた。その中に疑問と感じる文章があったので、それについて聞くべきか迷った。

そのまま黙って従えばよかったのかもしれないけど、どうしてもその点を確認する必要性や場合によっては断る可能性も出てきた。それはおかしいのではないか?と、相手の考えに対して一言いいたい気持ち、相手の真意を疑う気持ちが膨らんできた。

色々調べてみても、相手の言う意味が理解できなかった。絶対おかしいと思ってしまった。そして、思いきってメールを出した。気になる部分を単刀直入につついてしまったのです。

その時の、わたしの気持ちは、相手のミス(とわたしが思うこと)をわからせてあげなければ、というかなりごう慢な態度だったと思う。こんなことにも気がつかないの?みたいな高い場所から言うような感じ。

教えてあげたと思っていた。それとともに、こちらが心外だと思っていることも伝えたかったと思う。

すると、当然のことながら怒りのメールがきた。こんなことを言われるおぼえはない!おまえこそどうなんだ!この話はなかったことにする!という内容でした。

わたしが出した文面は表面上は丁寧に感情を押さえて出したのだけど、慇懃無礼というか思いは伝わっていたのでしょう。なので、ダイレクトに糾弾するようなメールをもらい驚きました。

やっぱり気持ちは伝わってしまったか(苦笑)と思いつつ、伝わったことに満足している自分もいた。わたしはかなり性格は悪いと思う。そこで、もういいやと捨てておいてもよかったのに、なんだか後味が悪かった。

向こうが大人気なく切り捨ててくるとは思わなかったので、ちょっと悔しかったのだ(笑) それに肝心のわたしの疑問には答えてもらっていない。どちらが正しいのかはっきりさせたかった。

この時、正しい正しくない、善悪、勝ち負けにこだわっていた訳ではない。中途半端で終わるのに納得がいかなかったのです。そして自分の内側のシンプルな部分に辿り着いた。わたしは何を望んでいるのか?

意見の食い違いで喧嘩してもいい。本当に縁のある関係であればお互いにとって真実を伝え合うのがベストなのではないか。嫌われることを恐れず勇気を持とうと思った。

だって、別に相手のことを嫌いなわけでも戦おうと思っている敵でもないことは知っていたからね。最初はお互いを好意的に見ていた。いい関係を築けると思っていたはずだと。

そして、冷静に素直な気持ちを綴ったメールを送りました。たぶん向こうもびっくりしたと思う。まさか連絡がくるとは思ってなかったでしょうし。

そして届いたメールには、お互いに考え方の違いがあったことを認め、わたしの意見に譲歩してくれる内容でした。すごく嬉しかったです♪ 意見が通ったというより解り合えた喜びがありました。

そして、わたしもそれを認め、相手の考えに合わせる内容のメールを送りました。わたしにとってはどちらでもよかったのです。ただ、わかるように事前に考えを説明してくれれば、それに同意するのは簡単でした。

すると、相手方はすごく好意的に受けてくれたのか、最初の頃の支持する姿勢をみせてくださいました。まさに奇跡のような出来事でした。お互いが勝者になるWin&Winの結果を手にしたのです。

この体験から、わたしは素晴らしい喜びを得ることができました。絶対ありえない結末だと思っていました。今までのわたしだったら、あのままで終わっていたでしょう。お互いに気まずい思い出として残ったと思います。

でも、あのような最中でも、自分の内側に入り真実を求め、それに従って行動する勇気が持てたことを誇りに思います。

必ずしもわかり合えるとは限りませんが、でも、ハートで感じ行動していくことをこれからも続けようと思っています。

きついこともあるだろうけど、外側の出来事に惑わされず、自分は本当はどうしたいのか、なにを望んでいるのか知ることは無駄ではないでしょうし。

少なくとも自分自身に対しては誠実で平和でいることを選択することは可能だとわかりました。まだまだ難しい時もあるけれど、日々チャレンジのつもりで取り組んでいこうと思います♪

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