Bad habit
禁煙、好ましくない癖を直す
催眠療法は、禁煙やある種の中毒、好ましくない癖や習慣も改善することができます。自分ではもうやめたいと思っていてもやめられず、意志の力だけでは難しいと感じる方が多いです。
でも、その状態に陥っている本当の原因や、やめられない理由を知ることで抜け出すことが可能になります。そして自暴自棄になるのを防ぐこともできます。もちろん長年の習慣の場合は根気よく続けることが必要になります。
やめられない本当の理由
本当にやめたいのだろうか?とまず自分に聞いてみることが大切です。周りがどうこう言うから、ではなく自分の本心です。
ダイエットのページでも書きましたが「今のままでいる理由、メリット」が必ずあります。それを手放せるかどうか、それの代わりになるものがあるかどうかが鍵になります。
何かに中毒する状態というのは、何かに依存している状態です。そのものがもたらすメリットが、その人にとってかけがえのないものだと考えることが必要です。タバコやアルコールが?と思うかもしれませんが、どちらもリラックスの効果をもたらしてくれます。
ですから代わりになるリラックスできるものを用意しないと元の木阿弥になります。もちろんリラックスが目的ではない場合もあるので、その場合はそれを探す必要があります。もしかしたら自分に自信をつける必要があるかもしれないし、もっと気軽に人と話せるように心を開くことが大切かもしれません。人それぞれ違いますよね。
「ねばならない」から「・・・したい」「・・・なりたい」へ
何かをやめなければ、と思っている状態ではその何かに支配されています。タバコをやめたい時はタバコのエネルギーがそこにあります。お酒もギャンブルも同じです。何かを嫌だというエネルギーは強烈です。だからやめられない。再び戻ってしまいます。だって魅力的だからね。
ですから、そこに惹かれてしまう理由、現実逃避であったりストレス解消であったりする部分、それを超えるくらいの大きな夢が必要になります。
こうしたい、こうなりたいと望む気持ち。魅力的な理由をみつければ、それに意識は向きますよね。そして、それを手に入れるイメージ、なりたい自分になるイメージを暗示で入れていきます。自らが進んで信じたいと思わない限り絶対信じないし無意識でも同意しません。
本当にしたいこと、望んでいる姿。それを表に出してそちらにエネルギーを与えれば、望む現実を手に入れ、もう自分にとって好ましくない習慣を送らなくて済む様になるのです。だって本当になりたい自分になる方がいいですよね?
最初のうちは思うように進まず逆戻りしそうな時もあるでしょうが、それに負けず自信を深め、大きな実りを手に入れる、と信じて進めばいいのです。文章で書くと簡単に思えますけどね(笑)
すべてはそれに気付くためのステップだったと後で笑える日が来るように、思い込みでも強引でもいいから、結果オーライになればいいと信じる。その為には催眠でもなんでも受け入れてしまおう!と思えれば自己暗示力は完璧です。