Diary
シンプルな答え 2008. 6.24 TUE
普段なにげなく過ごしていると見過ごしてしまう大切なこと。それは何か突発的な出来事によって思い知らされることになる。
病気であったり事故であったり一見ネガティブな事件の中に隠れている。
先週急遽お休みをいただいたのは父親の手術があったからです。大工をしている父が現場の足場から落ちて大怪我をし救急車で運ばれた・・・
取り乱した母からの電話・・・一瞬目の前が真っ暗になりました。
まさか、でも・・・
そろそろ年金をもらって引退の話もちらほら出ていましたが、まだまだ元気なので現場を退く気にもなれなかったみたい。
でも、数年前からひざの痛みに悩んでいたのを知っていたので心配していました。
とりあえず同県に嫁いだ妹が様子を見舞い大事に至らないことを確認し安心しつつも、やはり顔を見るまでは・・・ね(笑)
手術当日、緊張した面持ちの父がいました。年に1,2回は会っているとはいえ病室で点滴姿の父、やはり別人のようでした。なんだかひどくトシをとってしまったみたい。
たぶん一気に老け込んでしまったのかな〜と思いました。
救急車で運ばれた時も、しきりに仕事のことばかり気にしていたらしい。根っからの仕事人間だから、やりかけの仕事を途中で手放さなくてはいけない現実に気落ちしていたはずです。
責任感強すぎの人だからね〜(苦笑)
手術部位は鎖骨と左腕、でも打撲で全身とても痛くて辛いと思うのに気丈に笑顔を見せてくれています。手術の関係で前日の夜から飲食できないのがキツイと笑っていました(笑)
全身麻酔、大丈夫だろうか?固定の金属板でアレルギー反応起きないだろうか?という一抹の不安はあるものの無事に定時にお見送り。長い長〜い待ち時間の始まりです。
予定では3,4時間位。結果的にはジャスト6時間かかったけどね〜(笑)
付き添いで誰かは必ず病院内にいなくてはいけないので大変です。母と弟が待機し、私は一旦荷物を置きに実家に帰りました。徒歩25分。運良く近所の病院でラッキーでした。
ついでに久しぶりにご近所散策(笑)
考えてみれば帰省する時は車で移動することが多いので数十年歩いていないかも?!昔懐かしい風景を求めて気ままなお散歩です。
歩きながら様々な思いが廻ってきます。高校も地元に通ったので全て徒歩圏!!
なにしろ小学校の頃は高校の構内を通学路にしていた位です(今では禁止ですけど・笑)
卒業して20年強、もう、すっかり見る影もなくリニューアルされた母校に郷愁を感じることもなく、自然と小学校へ・・・
なんと!小学校はいまだ現役。確かに新設校に入ったから今年で32年位かな〜児童会長をしていたので、ちょっと特別な思いいれもあるのです。過去の栄光ってヤツかも(笑)
町並みはかなり変わりましたね。もう昔の面影はほとんどありません。
以前の仲良しだった友達の家の近所を通ったり、神社やお宮さんを覗いたり、お店跡を眺めたり・・・なかなか楽しかったです。2時間くらい、あっという間でした。
もしかしたら偶然同級生と遭遇するかも?と期待しつつも、でも、お互い会ってもわからないだろうな〜と思ってもみたりね(笑)
20年,30年なんてあっという間なのかも。歩きながら、そんなことばかり考えていました。
変わるもの変わらないもの色々あるよね。果たして自分はどうなんだろう?
ずいぶん変わったと思う部分もあり、でも、全然変わっていない部分もある。子供の頃の思い出が蘇ってきて嬉しい部分嫌な部分・・・やはり色々あるよね!
20代30代の頃は変わりたいと思っていたし、それが成長だったり進歩だったりすると思っていた。でも、今はどうだろう?
変わっていない部分を大事にしたいと思っている自分もいる。実は変わってなかったのでは?と思う自分もいる。
でも、それは、やはり、ずいぶん変わってしまったからかな〜と思ったりもみたり(笑)
「変化する、ことだけが変わらない真実」と昔から言うよね!
やはり頑なに変わらないと思っていても変わっているのかな。だったら変わろうとしなくても変わるのだから無理して変化させなくてもいいのかも?
今たぶん大きな変化の時期に来ているのだと思う。年代から言っても自然とシフトチェンジの時期なんだよね。もう、今までのやり方では通用しない。
それに、たぶん、飽きも来ている(笑) そろそろ脱皮の準備を始めなくてはいけない。でも、面倒くさくもある。
この、面倒くさい・・・と思うところがトシの所以かも(笑) 若い頃なら面白がって自ら変化を引き寄せていたのに・・・
面倒と面白い、字は似ているんだけどね〜(笑)