Diary
一線を越えるということ 2007. 9.12 WED
人はなぜ罪を犯してしまうのか?ということを少し考えた。なにも刑罰が伴うような犯罪ばかりではない。でも、一度も罪を犯したことがない人はいないかもしれない。
重い罪、軽い罪、色々違いはあるけどね。でも、自分がいけないと思っていることをしてしまう、という面では同じかもしれない。
1回してしまうと、次はハードルが低くなってしまうのも同じ。ま、いいか・・・とずるずるくり返してしまったりする(笑)
だから、やはり1回目のハードルが大切だと思う。
もちろん、1度過ちを犯しても二度としないと誓い、それを守ることにも意味はある。実はこっちの方が難しいかな。くり返してしまいたくなる誘惑に打ち勝たないといけないからね!
一応この日記は公的な部分も多少は含まれるので書くのに制限があるから秘密だけど、私も普通の人間なので色々抱えているのです(笑) カミングアウトは個別に・・・ね。
でも、材料は違っても含まれているポイントは同じなので無難なところから攻めてみますね(笑)
やってはいけないことをやってしまいたい誘惑と、やらなければいけないことをしない誘惑、どっちが大変なんだろう?
前者は犯罪と呼ばれるものや不倫に代表されるような倫理観を問うものになるかな。
犯罪はもちろんいけないよね。何がいけないのか?というと、多くの場合、他人に迷惑をかけるからです。自分の利益や欲望の為に他人に害をなすからダメなんだと思う。
不倫や薬物や迷惑行為も、それに順じる行為になるよね。自殺も同じだと思う。誰かを悲しませたり不快な思いをさせてしまうのは間違いないから・・・
20代の頃の私は、不倫が絶対許せなかった。あり得ないと思っていた。なんで、わざわざ他人の相手を好きにならないといけないのか?と半分軽蔑していた。
いくらでも他に異性はいるのに・・・ってね(笑)
でも、20代後半に運悪く?そういう相手と出会ってしまい、死ぬほど苦しんだのは言うまでもありません(笑)
なにしろ出会った当初、相手は別居中で結婚していたことを隠していたのです。ホントにショックで神に見放されたような気分でした。
なんで自分がこんな目に・・・と、相手を恨む気持ちが大きかったけど、でも、もう好きになっていたので止めることができず、ずるずると・・・
偉そうなことを言ってても、所詮こんなもの?と自分をあざ笑う気持ちも感じていました。
まあ、でも、半年強で終わったから、今思えばよかったのかもしれない。でも、この恋が私の人生を変えるような大きな出来事でもあったんだけどね(笑)
ホント人生は不思議。この経験がなかったら今の自分は絶対いない。
感謝という気持ちが浮かんでくる。実らなかったけどね。それに、実っていたら今とは全然違う人生を歩んでいたと思うからどうだったんだろう?と時々考えます。
後悔はしていません。自分の選んだ道、下した選択を尊重しようと思うから。あの時の自分には戻りたくないし戻れないよね(笑)
でも、こうして時々思い出すのかな〜と思うと濃い体験だったと思います。決して過去は消せないし・・・
だけど、あの頃とは全然違う自分になったことも自覚しています。時が解決してくれるのかな〜ってね。
セラピストとしては、いい経験値を得たと思っていますよ(笑)
たぶん、不倫を一度も経験したことがなかったとしたら、同じような人の悩みが理解できなかったと思うしね。かなり偏った見方をしていたから理解しようという気も持ち合わせていなかったかもしれない。
そういう意味では人としてよかったのかも?と思うようにしています。
今は、もう、しないと思う。あの後も何回か別の人とくり返したし、もう十分かなと思っているので(笑)
ときめく事や恋はしなくていいの?という声も聞こえてくるけど、他に十分楽しめることもあるし恋愛以外にエネルギーを注ぎたいからね。まあ、だから結婚したのだと思う。
実は自分に自信がなかったのです(笑)
結婚したら不倫をしてしまうのではないか?とか、仕返しをされるのではないか?ってね。
因果応報、自分がしたことが自分に返ってくる、カルマの法則・・・
でも、自分自身に関しては、それはないだろうという、ある種枯れたような感覚(笑)がやってきたので大丈夫かなと思いました。
それよりも次の目標、もっと価値のある使命へと進んで行きたい欲求の方が魅力的に感じたのです。
相手に関しては・・・まあ、起きた時は起きた時かなと思います(笑)
自分の人生に起こることは必然だと思うので、起きたら起きたで対処する機会だと思うことに決めました。そう思えれば大丈夫でしょう。心配してても仕方ないしね!
ただ問題は女として枯れてきた部分かな〜(笑) そうなると↑は時間の問題かも?