Diary
過去世を知る弊害 2007. 9.19 WED
若い人のカウンセリングをする時に必ず話すこと。それは、過去世を知ることで若さが失われる可能性があるということです。
エエッ!?っとほとんどの方は驚かれるけどね(笑)
若さの定義にもよるけど、その中にある「若さゆえの過ち」、俗に言う「若気の至り」ができなくなる、ということです。
そんなことできなくてもいい?でも、これは大切なステップであることが多いですよ〜(笑)
人それぞれ学びの時期があり、若いうちには若いうちにしかできないことがあります。年齢を重ねないと見えてこないことも多いし、やはり年をとるというのは必然なのだと思う。
もちろん、これは、40代になったからこそ、わかる感覚なのかな。
10代、20代、30代と過ぎてきて各年代ごとに学びのテーマが違っていたことに気がつき、単なる自分の主観だけかな?と思っていたけど、仕事を通して色々な方の人生に向き合って「やはり」と思うに至りました。
過去世という観点からもわかったことです。過去世を垣間見る時、それぞれの人生に隠された意味があり、それに触れることで様々なことが表れてきます。
ホントに考えてみれば、多くの人生、多くのドラマを見聞きしてきたことか!と驚くことばかり。でも、その根底にあるものはシンプルで普遍的なテーマがあるんだけどね。
そんなに人間の学びって違っていないのかもしれない。パターンは違うけど数種類のうちのいくつかに分類されていて、そのいくつかのパターンを転生ごとに経験しているのかな?と思います。
だから、別に占い師でも予言者でもないけれど、「どうしてわかるんですか?」と驚かれることが多いです(笑)
ここで変にカリスマ性を出していい気になれば似非霊能者や教祖様になることは十分可能な気がします(笑) もちろん、しませんけど・・・
ホントに特別なことではないんだな〜と改めてわかった感じです。たぶん、まだ2、3年前は心のどこかで求めている気持ちはあったと思う。その辺りも、やはり変化した部分です。
手放すとか求めるとか、そういう次元から超えたような感覚、とでも言うのかな。
でも、これも時間が経って成長したからわかることなのかもしれない。何事も後になって過ぎてからでないとわからないのはもどかしいけど仕方がないね(笑)
そういうパターンを持っているのだと思って諦めるのが一番かも。
なので若いうちはわからなくて当たり前。手探りで人生を進んで行くしかないのは間違いない気がします。
それを知りたいのは人情だけど・・・教えられません(笑)
たぶん伝えても教えても理解できないと思う。理解できる段階で、もう若者ではない。
若者の定義−−−それは、知らなくても許される存在だということ。
何を知るのか知らないのかは個人差があるけど、少なくとも自分の人生の役割には気づいている必要があると思う。
若いうちは精一杯、自分の人生を生きています。でも、他者に対する配慮は少ない。単に気をつかうとか尽くすとかのレベルの話ではないのです。
自分が存在することで、誰かのための鏡の役割をしているということに気がつくこと。そして、周りの人たちも同じように存在してくれていることに気がつき感謝の気持ちを持つこと、かな。
文章で書くのは誤解される部分もあるし難しいけどね。でも、頑張って色々な表現で伝えていくことも私の役割だと思うから至らなくてもトライします(笑)
今できること表現できることに限界があるからホントにシンドイです。でも、今の私にしか伝えられないものもあるので諦めてはいけないな〜と思っています。
5年後、10年後の私は、もっと上手く表現できるだろうけど、でも逆に失うものもあると思うし・・・
一番は熱意かな。なんとか伝えようと必死になる思いは消えてしまうのは間違いない。熟練されることで洗練はされるけど荒削りの瑞々しさは失われてしまいます。
もちろん、今度は洗練された表現と余裕から溢れる安心感は出てくるからレベルアップはしてるよね(笑)
でも、熱意から伝わるパワーは失ってしまう。両立はたぶん絶対無理。誰だって慣れてくれば余裕が出てくるもの。いつまでもビギナーではいられない。いる必要もないけどね(笑)
だからビギナーのうちの経験は一時期しかできないからスルーしない方が良いと私は思う。色々工夫して乗り越えようと頑張る姿は美しいはず。役にも立つし経験になる。
それでも知りたいと思うなら扉をたたいてみるといい。その人は別のテーマを持った魂だからね!たぶん、何か大きな目的があって早く大人になる必要がある人です。だから歓迎します。
その代わり普通の人間としての学びは最短距離になる可能性があるので楽しいことも半減しますよ(笑)
・・・と、散々脅しますけど、それでも受けるという人は、やはり大きな目的を自覚するみたいです。まあ、今まで途中で退散した人は一人もいませんけど・・・
出会いは偶然ではなく、タイミングも全て完璧に作用するはず。このことを実感する今日この頃です。
もちろん、早まった!!と思って歩みを止めてしまう人も多いみたいだけどね〜(笑)
実は、それすらも、そういうタイミングなのかな?と思っています♪なのでOK!