Diary
金星のエネルギー 2004. 6. 8 TUE
先週「トロイ」を観た。なんだか映画のマイブームがきているのかも。予告では来月「キング・アーサー」が公開されるらしいし、歴史大作の流れが来ているのかもしれない。温故知新なのかな？ 「パッション」を観て聖書の世界を学び直し、今回はギリシャ神話の本に夢中になっています。
３月くらいに「パッション」の情報が入ってきて、ちょうど55番のキリストのボトルを使い始めていたのでシンクロ？と思っていました。
キリストのテーマ、犠牲的愛と地上に光をもたらすこと、迫害への恐れを手放すこと、とわたしはその時思っていました。そして、目覚めのエネルギー。ボトルを使うことによりチャレンジをギフトに変えていく決心をしました。
何度もやってくるメッセージと向き合いながら、たくさんの涙を流しながら幸せな気分になり、時にはきつくて中断したり、自分の限界に根を上げたり・・・でも、確実になにか一歩を踏み出した実感があります。がんばったね、って気持ち。
映画を観たことで一区切りつきました。もしかしたら同じボトルをリピートする可能性もあったけど、そうはならなかった。１ヶ月前に自分へのご褒美でボトルペンダントを買ったことと関係あるかも。
オーラソーマのボトルと初めて出会ったあの運命の日に目に飛び込んできた77番のボトル「カップ」のペンダントを手に入れました。キリストのボトルと同じく上層はクリアーで下層はマジェンタ。
ヴィッキーが最後に作ったボトルです。そして内側にキリストの意識も含まれています。
なのでペンダントとして毎日でも身に付けることができるようになったので大丈夫と思ったのかもしれません。
そして、今度はギリシャ神話の世界です。漠然とは知っていましたが改めて本を読んだことで、色々なことを感じることができました。やはり何かを見て刺激を受けて調べたり考えたりすることは大切だと思った。すごく面白く興味深く、色々なことが繋がってきました。
「トロイ」を見て思ったのは、正義ってなんだろう？でした。どちらがいいとか悪いとかではない、どちらも正しいし共感できると思った。自分がどちら側についても両方の見方ができる、味方になれる。
映画では神々の参戦はなかったのだけど、神話によるとどちら側にも神々が参戦し、勝ったり負けたりしたみたい。
それに興味深いことに、元々は最高神ゼウスによる人員整理のための争いだったという説もある。そのきっかけとして人妻に横恋慕するという展開にさせられたらしい。
キューピッドの愛の矢が２人を貫いた。それにアフロディーテ（ビーナス）の策略だったとも。むむむ。神話としては面白いけど巻き込まれた当事者や、周りの人達の思いを考えると悲しいよね。
単純に映画を観ていた時、思ったのは「女は足をひっぱるしかできないのか」という苛立ちだった。愛の為の戦いだとは思えなかった。馬鹿馬鹿しいと腹がたって仕方がなかった。
「なんでそんなことで争いになり人が死ななくてはいけないのか」と思っていた。くだらないって・・・そんな女の為に命をかける男なんて信じられないと、たいした男じゃないって思っていた。
昔からヒーローものが苦手だった。必ず足をひっぱる女がいて、英雄は危険な目に合わされたりする。「バカな女、守ってもらう女の方が可愛いのか」と、そう描く監督や男社会に反感を持っていた。
だから「マトリックス」を観た時は嬉しかった。守ってもらうばかりが女ではない。ヒーローを守る女を描いてもらってスッキリした（笑） 強くてカッコイイ女性に憧れた。
でも、考えてみると守ってもらう女がいたり、ピンチをまねく女がいたからこそヒーローのかっこよさ、優秀さが際立って見えるんだよね。必ず最後は勝つ訳だし・・・。
そう簡単にクリアーしちゃったら見せ場も描けない。ドラマ性を高めるにはチャレンジする場面が必要・・・そういうことか。
そして今日はビーナストランジット、金星からのエネルギーが語る意味は、自分の女性性に向き合うことかもしれない。おりしもギリシャ神話のアフロディーテはヴィーナスのことでもあり、愛と美の女神です。女性の可愛らしさを思い出せということかも？ むむむ・・・
なんだか気がついたら肩ひじ張って生きてきたのかも。でも、守ってもらうだけの女ではいたくないという気持ちは変わらない。しかし弱い面も見せていかないと男性は「自分がいなくても平気」と立つ瀬がなくなるのも事実だよね〜どうしたものか（笑）
自分の中の女性性をいつしか封印していることにも気づいている。隙を見せたら負けだ、油断してはいけない・・・でも、本当にそれでいいのかな？
色々悩みつつ、迷いながらしばらく過ごすのもまたいいかもしれない（笑）
だから今のこのタイミングで新たなテーマの始まりなのだと思う。いかに生きていくのか、どうしていきたいのか？と自分に問いながら。金星のエネルギー、確かにいいタイミングでやってきてくれたような気がします♪
