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退行催眠/前世療法_5

T さん(26才・女性)

12月23日に前世療法を受けましたTです。先日はありがとうございました。終わった後、かなりぼーっとしたまま帰ってしまい、ろくにお礼も言えなくてすみませんでした。 あれから、自分の考えをがらっと変えられそうです。今までは、中絶した事実を、次に付き合った人には伝えなければいけないと思っていました。だから、次の恋愛になかなか踏み出せませんでした。でも、相手に言わないこと、自分の心にしまっておくことが、やさしさであり、思いやりであるなんて、まったく逆のことを考えていました。

今までは、隠していることは罪なんだと思っていました。相手にうそをついているような気もしていました。でも、それは違うんですね。それに、1つや2つ誰だって秘密にしたいことはあると。なるほど、そりゃそうだと納得しました。こんな簡単なことに気づかなかったなんて、私って視野の狭い人間なんだなぁと思いました。

それから、中絶した後に付き合った、今もずるずるしている彼のこと、大谷さんが「理解者」と言ってくれました。あ、それだ!と思いました。すごく好きだし、信頼もしている。でも、彼ではない。何だろうと思っていたんですが、「理解者」という言葉がぴったりでした。多分、今、私にとって最大の理解者は彼で、彼にとって最大の理解者が私のような気がします。彼と私は前世ではどんな関係だったのかもいつか見てみたい気がします。

その日、寝る前にもう一度、見えた場面を思い出していたら、あれは多分オランダだとふと思いました。オランダだと思いついてから、幼稚園のときのことを思い出しました。私はキリスト教系の幼稚園に通っていて、クリスマスにはマリア様とかキリストとかの劇をやっていました。そこで世界の子供たちの衣装をみんなで着たのですが、私はオランダの子供の衣装を着ました。前世は、その衣装と同じような服を着ていました。そして、幼稚園のときの私は、そのオランダの子供の衣装が すごくお気に入りだったというのもよく覚えています。

それから、前世の中で彼とデートをして食事をした場面で出てきたその店の主人ですが、一瞬、あ、理解者の彼かもと思ったんですが、違うかも・・・。でも、いずれにしても、今の人生でもかかわりのある人だった気がします。デートをした場面の後、時間を進めようとしても、なかなか次の場面に行かず、結局、その食事の場面になってしまったので、そこはやっぱり見ておくべきところだったのかな・・・なんて思っています。いつか、ふとわかるときが来るんでしょうかね。

そして、彼と結婚して女の子を産んでいました。実は、中絶した子供はまだ性別がわからない時期でしたが、何となく自分の中では女の子だったと思っていたんです。だから、女の子を産んでいてすごくうれしかった。それに、家庭を築くってこんなに幸せなことなんだと体験することができてよかったです。

催眠中、なぜかずっと足ががくがく震えていたんですが、この幸せな気持ちになったときに、震えがとまりました。やっぱり今の私も、本当はこういう幸せを求めているのかなぁと思いました。前世では、その幸せは長くは続かなかったですけどね・・・。ちなみに一緒に住んでいた自分の姉は、今の人生の妹かいとこのような気がしました。姉が見えたとき、その2人のイメージが出てきたんです。今、いとこは近くに住んでいて、私の姉代わりみたいな人です。

その後、彼と喧嘩をして、彼が家を出て行ってしまってから年下の男を家に置いて面倒を見ている。終わってから大谷さんが、「同じことしてるね」とおっしゃっていましたが、まさにそのとおりですね(笑)。今の人生では家に置いてはいませんし、年齢も立場も違う。でも、気持ち的には、理解者の彼を助けてあげている感じなので、結局本当に同じことをしていますよね。

死の場面も、とても不思議でした。「この人生をもう終わりにしてもいいかなと思っている」なんて、こんなに落ち着いて死を迎えることができるものなんだとびっくりしました。死の場面になって、彼が本当は浮気をしていたことを知り、聞くんじゃなかった、男ってやっぱりそんなもんかなんて思いましたけど、許すことができた自分も何だか不思議でしたね。そこでも、浮気の事実をずっと私に言わなかった彼の優しさが何となくわかった気がします。

以前、インナーチャイルドを受けたときに言った人を信用できないということにもつながっていた気がしました。人を信用してあげること、許してあげること、自分だって完璧じゃないんだから、多少は目をつぶってあげること。今までなかなかできなかったことも、これからは少しずつできるようになりそうな気がしています。何となく、何でこのストーリーを見たのだろうとぴんと来なかったんですが、後の大谷さんのお話ですごく納得ができました。

前世では子供を産んだけれどもうまくいかなかったので、今度は産まない選択をしたのかもしれないということ。あるいは、もしかしたら前世で自分の娘だった子がもう一度今の人生で私のところに来て、彼ときっちりと終わらせる役目を担ってくれたのかもしれない。そう考えると、感謝の気持ちでいっぱいになります。

その子が来てくれたわけじゃないかもしれないけど、そう勝手に思っておくことにします。そのほうがいろんなことが納得できる気がしますしね。それに、中絶をしてしまったので、その子を抱けなかったことがすごく悔しくて悲しかったのだけれど、前世できちんと育ててあげられたのなら、それで満足できそうです。その子には、来世でたとえ私が親じゃなくても、今度こそ自分のために幸せになってもらいたいと願います。

今回は、前回のインナーチャイルドを受けたとき以上にたくさん気づいたことがあった気がします。しばらくたってからまた気づくこともたくさんあるかもしれません。それもまた楽しみです。あれが本当に私の前世だったのかな、もしかしたら自分の作り話かもしれないなとも思いますが、そんなことはどうでもいいような気がします。いずれにしても、あのときに見るべきストーリーだったんだと思っています。

何だか支離滅裂な文章を長々とごめんなさい。でも、自分の中で随分と整理もできました。また、もやもやした気持ちになってしまったら、お願いしたいと思います。今度は、オーラソーマも受けてみたいですね。

夏ごろに一度やったことがあり、2本目に選んだボトルも何となく買ったのですが、よく理解もしていないので、部屋に飾ったままです。でも、それからインナーチャイルドとか前世療法に興味が出てきて、オーラソーマもやっているところ・・・・と調べていったら大谷さんのところを見つけたので、何だかいろいろとつながっているんだなぁと不思議です。また、よろしくお願いします。本当にどうもありがとうございました。よいお年をお迎えください。

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