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退行催眠/前世療法_3

M さん(30代・女性)

先週土曜日は長い時間本当に有難うございました。いろいろと考えさせられた、大変貴重な体験でした。今あの時のことを思い出すにつけ、「本当にあれが私の前世だったのだろうか?自分が思いつくままにストーリーを“作った”のではないだろうか?」という感は否めませんが、あの体験によって不思議と心が癒されたことも事実です。

あれが私の勝手な想像であったのか、あるいは本当に自分の前世であったのかはともかく、あの時自分がイメージしたこと、イメージしなかった空白の部分について考えてみました。

親が非業の死を遂げた(現世では母、前世(?)では父が)ことに違いはありませんが、前世での父の死には自分なりに納得出来た部分があったように思います。いくら父に分があったとはいえ、相手を殺傷してしまったとか、喧嘩両成敗であったとか・・・

武士の習いによって父は切腹せざるを得なかった。父の死そのものは悲しいことではあったけれども、そういう運命を受け入れつつ明るくサバサバとした人生を送った。前向きな人間だった為、妹に限らず周囲の人達も大いに私を助けてくれた部分があったように思います。

とにかく私の思い浮かべた前世には、恨みや悲嘆が感じられませんでした。私のイメージした前世と今生の私の人生を考え合わせると、今生での母の死は、前世の父の死よりずっと割り切れない、納得のいかない最愛の人の死であったということ。とはいえ、前世での私は父の非業の死を乗り越えて明るくたくましく生き抜いた。そして心静かな死を迎えられた。

だから今生では、母を苦しめ、死に至らしめた叔父を許すことで更なる魂のレベルアップをはかる、ということが私の課題なのかなと。人を許し、明るく生きていれば自然と周りに良い人達が集まってきて私を助けてくれる。充実した人生を送ることが出来る。そういうことを亡くなった母は私に伝えようとしたんだと思います。

また前世では、最初に現れた“お花の先生”が私の今生の母であったということ、その先生から私は非常にかわいがられていた(まるで娘のように)ような気がすること、これも私にとっては不思議なことでした。もしかしたら、今生では妹が「もらい子」だけれども、前世では私の方が「もらい子」に近い関係だったのかもしれませんね。

登場しなかったけれども、今生の妹が、あのお花の先生の子供だったのかもしれない、なんて勝手に想像しています。亡くなった母も花をこよなく愛する人でしたし、今生でも花には特別興味の無い私は、前世でもお花を習うことよりもむしろ今生の母である先生を慕って、先生に会いたいが為にそこに足を運んでいたように思います。

また別の場所では、武家の娘らしからず、結構若い頃からこっそり三味線を習うくらいのことはしていたようにも思います。芸者生活も結構楽しんでいた節がありますから(^-^;)  たった一度の前世療法を経て、私の、叔父に対する憎しみの気持ちは不思議と薄らいだように感じております。これは言葉では説明できないことですが・・・・・・本当に不思議ですね。また自分の前世から学びたいことが出てきたらお伺いしますね。その際は宜しくお願い致します♪ 貴重な体験をさせて頂き、本当に有難うございました!

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