Diary
八方美人の苦悩 2014. 6.25 WED
前回の日記の後、いろいろ調べていたら結局は禅の教えにたどり着き、これはますます面白くなってきた!と思いながら過ごしていたある日のこと・・・再び暗黒の世界へ^^
きっかけは実家の両親が都内に越してきた孫(私にとっては姪)の新居を見学する為に東京にやってきたことに始まります。
今までも何度かこちらに来ることはあったのですが、その時はごく普通の親孝行ができていたと思っています。
では今回は何が問題だったかというと、両親だけでなく、妹親子、私の夫、と私にとっては三者が分かれていたことがややこしくなっていたのかなと思いました。
もちろん、全員家族なので普通にそれぞれ仲良くできるのですが、でも、だからこそ意見の調整というか方向性を決めるのが困難だったようです。
平たく言ってしまうと私の八方美人な所が問題でした。
長女であるが故に、昔から仕切りたがり…というか、仕切らないといつまでたってもまとまらないので仕切る役目になると自分では思っていたようです。
どこに行くか?何を食べるのか?
ホントに、こんなことのために何日も無駄とは思いつつリサーチし、当日になってうやむやになったりひっくり返す羽目になってもくじけずトライ^^
もちろん、全員が満足する結果になるのは難しいかもしれないけど、できるだけみんなに喜んでほしいと望んでいたのです。
でも、みんなの意見を聞きすぎて右往左往する私に夫が激怒。その結果雰囲気が悪くなり変に気をつかった空気で終了…という感じでした。
やっちゃった〜〜という気分で後味悪く、しばらく後悔して過ごすことに。くよくよと夫に言い訳まがいのことをするも「気分が悪いから、その話題はするな。」と釘を刺される始末。
ホントどれだけネガティブなオーラを出していたことか・・・と思います。
数日前までは、あんなに悟ったと思っていたのに嘘のような展開。全く振出しに戻るどころか更に遠くまで飛ばされたような気がして憂鬱でした。
でも、やはり飛ばされてみてわかったことがあるのです^^
基本的に私は大勢の中で動くことは苦手です。それは、単に少数や一対一の方が得意というだけだと思っていたのですがそうではなく、本当に多数が苦手なのだなと気がついたのです。
それは今回の件ではっきりしました。みんなの意見を尊重しようとするあまり、逆に不快にさせてしまうという恐怖があるのです。
大勢をまとめる能力がないのかも?と思うと少し残念ですが仕方がありません^^
実際それは事実であろうから、今までワークショップとかスクール化を避けてきたのだと思います。
でも、得意な人もいれば苦手な人もいる。その代り私は一対一や二者間を取り持つことは得意!と言える位、自信も実績もある…と思えるからいいかな^^と思います。
自分の苦手なことを認識したことで次回からは誰かに任せるという選択もできるはず。そう思うと気が楽になり復活です。
今では自分が安定しているせいか当時の話を笑って話せる自信もあるのでもう大丈夫。むしろ以前よりもいい感じになったような気がします。
都合3日間位で終わったのでワークショップに出たと思えば問題なし。たまには感情が揺れ動くのも面白かったと今では思えます。
それにしても原因が八方美人…やはりいいカッコしたいのでしょうね^^