Diary

学びとはじまり              2005.10.14 FRI

やっと一区切りついたのかなと思う。正直今回は難航しそうな気もしたけど、でも、「絶対意味がある体験だから大丈夫。がんばれ。」という自分自身への励ましの声に支えられ意味を探っていました。

人生に起きることには意味があるのだから、どんな経験も無駄ではない。ここから学べると言うことだ、と何度も経験しているので案ずる気持ちはありませんでした。むしろ、どういう形でまとまっていくのか楽しみですらあったくらい。そして全貌がわかってきました。

ある程度スピリチュアルな世界を探求したり人生について学べば学ぶほど、ある意味浮世離れしてしまうというか人間としての喜怒哀楽に疎くなっていくのかもしれない。

魂の秘密というか神秘を理解し始めると、偶然というものがないことや、意味のない出会いはないということがわかってくる。そうすると当然感じるはずの感情を感じなくなる。

たぶん、人間らしくない「いい人」になってしまうのです。

葛藤が極めて少ないと言えば聞こえはいいけど、常人離れする訳だから変と言えば変(笑) 一般の人とは違う次元を生きているような感覚になったりします。

他人は自分を写す鏡なのだと考えると、明らかに自分の今の状態を見せてくれた存在と出合った、ということになります。多少デフォルメされていたとしてもね。だからこそ不安に思ったり、やり場のない感情を感じたのだと思う。

今の自分は、これからどこに進みたいのか?を試され問われたのだと今ならわかる。もちろん相手の方も、そのことを知りたかったので共鳴して出合ったはずです。通常のクライアントさんとは明らかに違う関係に気づかされることになりました。

こういう鍵になってくれる人と時には出会うのだと思います。たぶん魂のレベルではお互いに同意してね。そして、これは誰の人生にも普通に起こっていることです。

いわゆるチャレンジとしか思えない理解しあえない相手として会うことが多いです。仕事上のこともあるし友人関係、恋人、夫やパートナーとのこともある。もちろん親子関係でも多く起きています。

他人なら簡単に縁を切ったり別れてしまうこともあるかもしれない。重要な相手とは気づかずにね(笑) でも、物理的には別れることができても同じような人間関係は引き寄せてしまう。

それは、やっぱり大切な学びの鍵が関係しているからだと思います。今回の場合も通常の友人関係であったなら簡単に切っていたと思います。

クライアントさんとの関係であったとしても、単なる合う合わないという相性のレベルであったら、何事もなく縁も切れていたでしょう。必ずしも全てのクライアントさんといい関係を築けるとは限りませんからね(笑)

でも、今回は、そうはいかなかったのです。相手も何かしらの繋がりを感じてくれていたのかもしれないと思います。そうでなければ2度と会うことはなかったでしょう。

わたし自身も「なんだろう?」と思いながら真剣に向き合うようにあれこれ考えていました。単に興味があったことも事実です。カウンセリングでも時々話しますが、わたしは自分の中に嫌な感覚があると気づくと嬉しくて仕方がないのです(笑)

・・・たぶん変なんだと思う。世間からずれてしまいヤバイ部分です(笑) でも、役に立ちます。

何に役に立つのか? たぶん理解しあえないことを諦めない決意のために、です。

なんで理解してもらえないんだろう? 話が通じないのはなぜか? この人の言っている意味が理解できないのもなぜか? 感性が違う? でも、それだけで理解しようとする努力を諦めていいのかどうか?

・・・それは、もったいないから嫌〜に落ち着きました(笑)

もったいないから嫌・・・ということはどういうことか? たぶん、その人のことが好きなんだと思う。だって、せっかく縁があって出合った人なのです。

世の中に大勢の人がいるけど縁があって出会える人、接点を持てる人はほんの一握りにしかすぎません。全然関係ない人であれば波長が合うはずがないのです。

そう思って改めて相手に向き合ってみると色々なことを感じることができました。自分に照らし合わせて、どういう面を写しだしてくれる人なのか考え始めました。

絶対に出会うべくして出合う人であると言うのなら、どんな意味があると想像できるだろうか?ってね。もちろんポジティブな意味である可能性をメインに探っていきます。

そして、そういう思いで相手と向き合っていけば気持ちが通じ合わない訳がありません。普段でも初対面でお会いする時には、どんな人であれこの気持ちで接する様にしています。そうでなければ不特定多数の方と接するセラピストなんて仕事はつとまらないです(笑)

どんな相手であれドーンと大きな母の愛で包む覚悟でいます。最初の頃は気合ばかりで乗り切ってきましたが、さすがに年齢と共に板についてきたかも?(笑)

今回はカウンセリングの段階から、じっくり気合を入れて真剣に自分の中心を保つように努力しました。話が脱線しがちだったり、ポイントから逃げ出しそうな時にも冷静に指摘してお互いの方向性やゴールを確認しあいました。

何をするためにこの場所にいるのか?の目的を見失わないようにね。そのことをリードすることが責務でもあるのですが、ついつい巧みに逸らされそうになりコントロールすることは大変でしたが2回目なので大丈夫でした。

そして無事にクリアーできました。本当に向き合わなければいけないこと、伝えなければいけないことを引き出すことができたと思います。

セラピストのわたしには見えていることでも、本人が自分の言葉で口にしない限り意味を持たないので、誘導尋問と言える場合でも意味があると思います。なにしろやり遂げなければなりませんでしたからね(笑)

もちろん、ご本人の協力がなくては成り立たないです。協力してもらえるように仕向けることもポイントになります(笑) いかにその気にさせるか、ですね。

だから、キレイごとではなく本音で「協力したい」と思わせることができるかどうかです。単なる説教や意見の押し付けでは協力できないのは当然ですよね。このことを改めて教えてもらったのだと思います。

そして、この学びは多くの人にも役に立つと思います。オーラソーマではオリーブグリーンが表す新しい愛のエネルギー「競争より共同創造へ」のメッセージに繋がります。

本当に望んでいることはなにか? 何をゴールに目指したいのか?なのです。そして、それは相手の本当の姿を見ることになります。

勝ち負けではなく、どちらが正しいとか正しくないとかに関わらず、お互いが望む真実の道を進んでいくように協力していく仲間だと気づくことになります。そうして相手の真の姿を認め向き合うことができれば不可能なことはなにもないです。

ハートをオープンにして傷つくことを恐れず手放していくことができれば奇跡は起こります☆

ホントですよ〜(笑)

実際に、わたしは完全なる平和のブルーに包まれ穏やかでハッピーな気分を手に入れました。それに、なんとなく以前よりもバージョンアップ? かな??

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