Turquoise area
マスターリーディング
M さん(34才・女性)
以前、私は先生のところで前世療法を受けたことがありました。その時の体験がとても今の私に生かされ貴重な体験でした。なので今度はオーラソーマのマスターリーディングをぜひ受けたいと思いチャレンジしました。選んだボトルの中でなぜか1本だけ心にひっかかるボトルがありました。2番目に選んだボトルです。
私にとってチャレンジボトル。それはターコイズ/マジェンタの色からなる「ブレス・オブ・ラブ」 ボトルの意味を聞いただけで涙がこぼれてしまいました。私は素直に愛を受け止めること、愛を伝えることが苦手な人間だそうです。
幼い頃から破天荒な家族に囲まれて育ってきたので人一倍気性が激しいのに自らまとめ役をかってでて、いつも冷静に物事を判断し、家族に振り回されないよう自立した子供だったので、甘えることを極端に恐れて生きてきました。結婚してからも素直に甘えられる夫を持ちながらも、いつかこの幸せがなくなるんだ・・・と死におびえ生活をしていました。なので先生にその夫との過去の姿をボトルを通して見ていただきました。
私は小さな田舎の海のそばで生活をしていたそうで。夫は漁業をして生活をたててました。漁業なのでいつもは一緒にいれないのですが二人は仲良くて、よく一緒に踊っていたそうで。家の中を飾りつけするのが好きな私は海に行っては貝を拾い集め、小物を作ることが大好きだったそうです。
ある日、貝の中に白く光るものをみつけたようで、それが真珠とは知らず、持ち帰ったそうです。それは自分にとって大切な秘密の宝物で、誰にも教えずにいました。そして主人が帰る日に、久しぶりに会う夫のために真珠を首飾りにし、みんなの前に現れたそうです。
当然、村中の女性の目は首飾りに集中。次の日質問攻めにあうが教えなかったそうです。でもそれがかえって女性の嫉妬心をあおり、いじめにあい、生活まで監視されるようになったとか。それでも真珠を探しては夜の海岸に繰り出していたと。
そんなある日、家の中にたまったいらない貝殻を捨てに夜中海岸に繰り出した時にそのまま溺れ、見知らぬ島に流されたそうで、ショックから記憶を失った私はなぜか神として崇められ、そのまま生活をしていました。しかし徐々に記憶を取り戻し、愛する夫のもとに帰りたくなった私はいかだを作り、荒波の中、住んでいた村に戻ったそうで。
しかし帰った家には新しい奥さんが。しかも私の大切な真珠の首飾りを身に着けて。そして愛する夫はまるで幽霊を見るかのように私を追い払う・・・帰る場所を失った私は母のもとに行くが、母さえも追い払ってきた。そして村のはずれに一人こっそり生活をするようになった私。
真珠を探しながら。最後は何かのまじないをしたのか家に火を放って死んだそうで。あまりにも悲惨な過去世だったのにもかかわらず、なぜか私の心は冷静でした。そして、すがすがしい気持ちになってました。
夫はきっと私を嫌いになったわけではなく、生活のために再婚したんだろうな・・・と勝手に思っていたら、先生の口から同じ言葉が出てきました。(後日談ですが、現在の夫に私は捨てられたのよ〜とイヤミを言ったら、まったく先生と同じ言葉を言ってきたのです(笑) 「生きてくためには、しょうがないんだよ」って) そして誰かを愛することにいつも怯えてたことが、日々生活の中の小さな出来事にも 影響してたことにも気づきました。
夫へ、友達へ、家族へ、そして私の好きなことへ、「呼吸をするように愛を伝える」というのは何も恋愛感情だけでなく、思ったこと、感じたことを素直に受け止め素直に表現することなんだなと。あの経験からまだ2ヶ月しか経ってませんが、いつの間にか私の周りには色々な人達が集まるようになりました。新しい友人を作るときはいつも警戒心がついてまわったのですが、素直に自分の言葉を伝え、相手の言葉を素直に受け取るようになりました。
そして苦手だったタイプの人たちに、自分の怯えていたときの姿を映し出せるようになりました。そういう人達の壁を取り払ってあげよう・・・と言葉を探しながら会話できるようになりました。夫をいつか死によって失うであろう恐怖感は正直まだ消えませんが、生きてるうちに彼への感謝の気持ちを口に出していこうと思えるようになりました。
たった2ヶ月の間に自分の姿が変わっていくことに素直に楽しめるのも素敵な経験ですね。先生ありがとうございました。今度はまた新たなチャレンジを見つけに先生の所に行きたいと思ってます。